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帰還 [Horses]

金曜の夕方「娘無事到着。なんかまだ戸惑ってるけど」とメールが届く。
長期出張からようやく小娘が帰還した。

2902250
(帰還翌日の軽い散歩中)



その2週間ほど前、獣医さんから電話があった。
筋肉の状態は良くなった。恐らく亜脱臼の可能性が高い。リハビリをして今後競技をさせることは出来ないわけではない。でもこれからどんどんリバウンドが大きくなる。
一度お会いして感じた限りでは、あの獣医さんがこんな電話をするのは、さぞ悔しくて悲しかっただろうと思う。

恐らく、フルチューンをせず現状なりに流して乗れば、競技参加も可能だろう。
だが成長期で回復力のある今までよりも、リバウンドが年々激しくなるのは、言われるまでもなく想像がつく。回復できなくなる時が来るかも知れないことも。
もともと北海道へ送る時点で、痛みのない不自由のない状態で競技復帰が出来ないのなら、繁殖へ上げる覚悟をしていた。
即断した。そして、先行きを決めかねて容態を見守る状態に、ようやく決着がついたことに安堵した。

土曜日、身体の状態が良いと預託先のトレーナーから聞いていた通り、体つきが変わりバランスの良いプリプリしたボディと、記憶より少しばかり他人行儀な振る舞いで、小娘は馬房から顔を出していた。わざわざクリッピングをしてくれてあって、なんともすっきりした印象になっていた。
体を解すように10分ほどの軽い散歩をしにいく。

30時間超の輸送を経ても、明らかに送り出した時と歩き方に違いがある。
見なくてもわかるバランスの取れたリズムの足音。見ると、肢運びには今までと同じ違和感があるが、地面の捉え方が違う。踏みしめる力がある。
これだけでも送った甲斐があるというものだ。

散歩の後は軽く洗濯をして、同乗していた牛の匂いと、輸送でついた汚れを流す。
虫刺されのようなぶつぶつが胴体に、蕁麻疹のような発疹が後肢にあるが、誰も何も言わないので、虫刺されなのかと思い、とりあえずいつもの消毒ジェルを薄く塗っておく。

翌朝、発疹は蕁麻疹と判断した。暫く休んで治まるかどうか様子見。恐らく疲れだろうと思うが、長時間輸送で体の中が滞っているせいとも考えられる。
夕方が近づくにつれ、小娘の凝視時間が増える。しまいには扉のチェーンを銜えていじり始める。去年までと全く同じ、平常営業な要求振りに、笑えてくる。どうやら地が出てきたらしい。
要求に応えてというより、体を解す事が必要だから、日曜日も軽い散歩をする。少し昨日より動きが良くない時がある。

それにしても、引いて歩くのが楽になった。預けてすぐに訪問した時にも思ったが、大事にされてきちんと躾をされてきたらしい。安心して預けられると思ったからこそ送り出したのだが、それが目の前に形となって現れている。なんてありがたいことだろう。

散歩をして、洗濯されて、気だるい夕飼い前のひと時。
2902251
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よーじ

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by よーじ (2009-06-09 16:15) 

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